2017年4月18日火曜日

第10回子ども脱被ばく裁判口頭弁論のご案内

いつも子ども脱被ばく裁判をお支えくださり、ありがとうございます。
5月24日、第10回子ども脱被ばく裁判口頭弁論のご案内を致します。


2月15日、第9回裁判では、被告である国が個々の子どもの被ばく線量を明らかにするように求めたのに対し、原告側はその必要はないと拒否しました。その理由は、例え少量であっても健康リスクを生じる可能性があるのだから、個々の違いを明らかにする必要はないからです。さらに、子どもの被ばく線量を測るべき被告・国や福島県が義務を放棄したことにより、原告は無用な被ばくを強いられたこと、そして、その無責任さゆえに、原告側が正確な線量を主張することは不可能であると反論しました。また、原告側からの求釈明により、福島市における給食は、平成23年11月~平成24年4月までは500bq/kgを基準としていたこと、郡山市では、平成23年4月5~7日の測定で、文科省基準の3.8μSv/時を超えていた小中学校が4校あったが、その後、基準以下になったから他の小中学校と同様に始業したことなど、衝撃的な事実が明らかになりました。このように、本裁判は実質審議を重ねており、その内容が記された原告被告提出の準備書面は弁護団ブログに掲載されておりますので、ご覧ください。
弁護団ブログ:
http://fukusima-sokaisaiban.blogspot.jp


3月18日に出された国と東電の過失を認める前橋地裁の判断に、私たちは希望を見出しました。しかし、その後の裁判では、残念ながら国策に追従する判決が出されています。前橋地裁判決に続く判決を勝ち取るため、さらに、本裁判をお支えください。満席の傍聴席から裁判官に良識と勇気ある判断を訴えましょう。みなさまのご参加を心よりお願い致します。


子ども脱被ばく裁判子ども人権裁判原告代表 今野寿美雄、親子裁判原告代表 根本淑栄
子ども脱被ばく裁判の会共同代表 水戸喜世子 片岡輝美



■第10回子ども脱被ばく裁判口頭弁論日程
■日時:2017年5月24日(水)午前10時30分〜午後5時30分
■会場:福島市民会館 〒960-8021福島市霞町1番52号 ℡024-535-0111
    
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/site/shisetsu/shisetu-bunka26.html
    福島地方裁判所 〒960-8512  福島市花園町5-38 ℡024-534-2156
■プログラム
10:30 開会のあいさつ・署名数報告
10:40 学習会
12:00 昼食と休憩
12:45 弁護団より本日の裁判の争点
13:15 地裁へ移動
13:30 地裁前集会
14:00 傍聴券配布
14:15 入廷
14:30 開廷・意見陳述
15:30 閉廷
15:50 記者会見
16:20 本日の裁判と今後について意見交換
17:30 閉会のあいさつ
■問合せ:子ども脱被ばく裁判の会事務局 
kodomo2015-info@oregano.ocn.ne.jp



2017年3月12日日曜日

ブックレット『子ども脱被ばく裁判 意見陳述集Ⅰ』発売!

待望のブックレット『子ども脱被ばく裁判 意見陳述集Ⅰ』が出来上がりました。
第1回から7回までの口頭弁論期日で意見陳述をされた原告のおとうさん、おかあさんの思いが込められています。ぜひお読みいただいて、周りの方々へもご紹介いただければ幸いです。

☝クリック




2017年1月31日火曜日

第9回子ども脱被ばく裁判口頭弁論のご案内

子ども脱被ばく裁判支援者のみなさま


第9回子ども脱被ばく裁判口頭弁論のご案内をお届けします。2014年8月、子ども脱被ばく裁判の原告約200名は福島地方裁判所に提訴し、この度9回目の口頭弁論を迎えます。この裁判は、長期低線量被曝の健康に対する危険性の有無、程度が第一のテーマですが、被告の国、福島県らは形式的な反論しかしてきていません。早期に実質的な反論をさせて、議論を深めていくことが今後の主たる課題になります。全国各地で原発訴訟が行われ、間もなく順次結審を迎えます。人災である原発震災の責任を明らかにしていくために、私たちは全国的な動きも学びたく、今回のアクションプログラムには当裁判原告でもある中手聖一さんをお招きし、目の前に迫りつつある区域外避難者無償住宅支援打ち切り阻止についてお話を伺いたいと思います。ご多忙、厳寒の時ではありますが、どうぞご参集ください。


■日時:2017年2月15日(水)午前10時30分〜午後5時30分
■会場:福島市民会館 〒960-8021福島市霞町1番52号 ℡024-535-0111
    
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/site/shisetsu/shisetu-bunka26.html
   福島地方裁判所 〒960-8512  福島市花園町5-38 ℡024-534-2156
■プログラム
10:30 開会のあいさつ・署名数報告
10:40 アクションプログラム・中手聖一さんのお話と質疑応答
12:00 昼食と休憩
12:45 本日の裁判の争点 弁護団
13:15 地裁へ移動
13:30 地裁前集会
14:00 傍聴券配布
14:15 入廷
14:30 開廷・意見陳述
15:30 閉廷
15:50 記者会見
16:20 本日の裁判と今後について意見交換
17:30 閉会のあいさつ



■中手聖一さん
1961年いわき市生まれ、福島市在住中に東日本大震災で被災。2012年6月、30年以上務めた障がい者団体を退職し札幌市に移住。2013年3月、障がい者向け訪問介護を行う「うつくしま介助サービス」を、避難者仲間たちと立ち上げる。現在その代表社員。
原発事故子ども・被災者支援法市民会議代表世話人、避難住宅問題連絡会「避難の権利」を求める全国避難者の会共同代表、こだまプロジェクトのメンバー。


2016年12月18日日曜日

第8回口頭弁論期日報告(片岡輝美)


同代表・片岡輝美です。各地で降雪大雪の模様です。また胃腸炎やインフルエンザも流行しています。くれぐれも足元にご注意、ご自愛ください。
12月12日第8回子ども脱被ばく裁判口頭弁論が行われ、日本各地から約40名の支援者が集まってくださいました。特に、今回初めてお出でになった方もいらっしゃいました。仙台在住の女性は、身近で除染土の焼却問題が持ち上がり情報収集をしているなかで、この裁判のことを知り参加。また、他の初老の男性は、ご自分の甲状腺ガン摘出の経験を話してくださいました。それぞれに、原発震災を自分の課題、そして子どもたちの健康や未来を脅かす課題として捉えています。裁判前のプログラムでは、当日の争点を古川弁護士と井戸弁護士に解説していただきました。
陳述を務めた原告Uさんは、県外避難ですから、これまで裁判に足を運ぶことはできませんでした。朝、ご挨拶をしたとき「ぼくが陳述でいいのでしょうか」と躊躇いを口にされていましたが、陳述では一つ一つの言葉に思いを込め、悔しさと怒りを述べられました。集会の最後には、陳述では後ろの座る多くの支援者の後押しを感じて話をすることができたこと、1日裁判に参加しとても励まされたことを感謝の言葉と共にお話くださいました。もうひとり陳述する予定の原告さんは、諸事情により欠席となり代読がなされました。日頃一緒に裁判の活動をしている時に知ることはなかった震災直後の経験が陳述に綴られていました。私は驚きと共に、改めて国や県の罪の大きさを感じていました。
裁判当日の詳細や争点は、下記の弁護団ブログや各地の支える会ブログを参考にしてください。
今年1年裁判をお支えくださり、感謝申しあげます。楽しいクリスマスとお正月をお過ごしください。


子ども脱被ばく裁判弁護団のブログ
支える会・西日本のブログ:口頭弁論の感想と西日本通信第5号をアップ(ブログ画面右サイド)しました。
先日配布した西日本通信をカラーでご覧いただけます。
支える会・東日本
脱被ばく実現ネット

2016年12月10日土曜日

第8回子ども脱被ばく裁判口頭弁論期日のご案内

季節が変わり、福島の山々の頂きも白くなりました。首都圏では例年になく早い降雪が報じられています。みなさま、どうぞご自愛ください。いつも子ども脱被ばく裁判をお支えくださり、ありがとうございます。第2次署名でも続けて大きなご協力を頂いています。感謝申しあげます。12月12日(月)第8回口頭弁論期日のご案内をお届けします。今回も傍聴席を満席にして、弁護団原告団を応援しましょう。今回のアクションプログラムは、本裁判の今後について、弁護団より詳しくお話をしていただきます。本格的な審議に入り、弁護団は反論のために多くの証拠を整えています。その内容や今後の方針などをお伺いし、意見交換を持ちたいと思います。この案内は所属の団体や個人で拡散していただきたく、お願いいたします。寒さが厳しくなる時ではありますが、たくさんのご参加をお待ちしております。
子ども脱被ばく裁判の会共同代表 水戸喜世子 片岡輝美


■日程:12月12日(月)午前10時30分〜午後5時
■会場:福島市民会館 〒960-8021福島市霞町1番52号 ℡024-535-0111
    
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/site/shisetsu/shisetu-bunka26.html
    福島地方裁判所 〒960-8512 福島市花園町5-38 ℡024-534-2156
■プログラム
09:45 原告・スタッフは福島市民会館に集合、会場設営
10:30 開会の挨拶・署名報告など
10:40 弁護団報告会「裁判のこれからについて」 弁護団
12:00 昼食
12:45 支援団体報告
13:30 地裁前集会
14:00 傍聴券配布
14:30 裁判
15:50 記者会見
16:20 意見交換 
17:00 閉会の挨拶

会報『道しるべ』第6号発行しました。

会報『道しるべ』第6号ができました。
 ↑ このページからダウンロードください。


◆今後の口頭弁論期日について
裁判は、福島地方裁判所(福島市)で開かれます。
現時点で判明している裁判日程は、次の通りです。なお、一般傍聴の場合は、整理券が必要となることがありますので、予め、福島地方裁判所の Web などでご確認ください。
  • 第8回口頭弁論期日 2016年12月12日(月曜日) 14時30分〜
  • 第9回口頭弁論期日 2017年2月15日(水曜日)予定
  • 第10回口頭弁論期日 2017年5月24日(水曜日)予定
福島地方裁判所:福島市花園町 5-38 電話番号 024-534-2156

2016年10月14日金曜日

第7回口頭弁論期日報告(井戸謙一弁護士)

弁護団の井戸弁護士報告です。



第1 今回の期日で陳述された準備書面は次のとおりです。
 1 原告側
(1) 準備書面(17)
子ども人権裁判における被告福島市の主張に対する反論を内容とするもの
(2) 準備書面(18)
親子裁判において、被告国や被告福島県の違法行為と原告らが受けた損害との具体的な因果関係が存在することについて主張するもの。これを裏付ける証拠として、原告の方々の陳述書11通を提出しました。
(3) 準備書面(19)
近年世界中で報告されている低線量被ばくの健康リスクについての疫学調査結果について主張するもの。これを裏付ける証拠として、2012年以降に報告された5つの疫学調査結果を提出しました。

 2 被告国 準備書面(3)
福島原発事故当時の原発の防災計画について説明し、住民に対してした避難指示は適切であり、安定ヨウ素剤の服用指示の基準(小児甲状腺等価線量100mSv)の内容も、服用の指示を出さなかったことも合理的であると主張するもの

 3 被告郡山市・同田村市 準備書面(5)
クリアランスレベルの定めは、人に対する健康影響とは関係がないこと、平成27年の大気浮遊塵モニタリングによると、これを吸入することによる内部被ばくはわずかであること、子どもが現に通学している学校での空間線量は、十分に低減していること等を内容とするもの

4 被告伊達市 準備書面(5)
原告の子どもが通う学校の空間線量は年1ミリシーベルト以下に低減していること、子どもたちに、「安全な地域で教育することを求める権利」はないこと等を内容とするもの

第2 原告の意見陳述
  今回は、郡山市に住むお母さん2人が意見陳述しました。母親として子を思う心が溢れていて、傍聴人の胸を打ちました。

第3 今後の予定、その他
 1 子ども人権裁判
   被告市町村の反論は、本日で出揃ったことになりました。次回には、原告側から再反論をします。被告市町村の主張は、空間線量が下がってきたことを主張しているものの、土壌汚染については、反論らしい反論がないことが特徴です。


 2 親子裁判
   引き続き、原告側で原告の陳述書の追加提出と、因果関係(被告国や被告福島県の無作為によって、子どもたちがどのように無用な被ばくをさせられたか)についての追加主張をします。


 3 署名について
   全国からたくさんの署名をお送りいただき、本日、8341筆を裁判所に提出することが出来ました。この裁判が、全国的に、あるいは世界的に注目されている重要な裁判であり、真摯に取り組む必要があることを裁判官に自覚させるため、引き続き、ご協力をよろしくお願いいたします。

以上





■ユープラン三輪さんから、当日後半の動画が届きました。
20161012 UPLAN【後半・弁護団報告、地裁前集会、記者会見、意見交換会】
弁護団「これまでの進捗状況と本日の争点」他https://www.youtube.com/watch?v=Tp-HIAS5sDY