2018年7月18日水曜日

2018年7月19日 かながわ訴訟結審

かながわ訴訟原告団長・村田さんからのお知らせです。

皆さま
多くの方々に支えていただき、かながわ訴訟も19(木)、4年10カ月の審理を終え、結審となります。当日は午前10時から午後3時半ごろまで、原告側と東電の最終陳述が行われます。
これに先立ち9時過ぎから横浜地裁前の歩道両側100㍍ほどで、メッセージを書いた赤・青の横断幕の中を原告・弁護団が進む入廷行動、昼12時過ぎから裁判所周辺のデモ行進、法廷終了後に記者会見、報告・決起集会を予定しています。
傍聴抽選は9時40分締め切りとなりますが、手荷物検査がありますので、早めに裁判所内に入ってください。

2018年7月14日土曜日

第15回子ども脱被ばく裁判報告と感謝

子ども脱被ばく裁判原告・支援者のみなさま


大変遅くなり申し訳ありません。第15回子ども脱被ばく裁判の報告です。7月9日、猛暑の中開催された第15回裁判参加者は40名余りと少なめでしたが、県内外の支援者のほか、シカゴ大学名誉教授・ノーマ・フィールドさんとシカゴ・ドゥポール大学で教鞭をとる宮本ゆきさん、アメリカや韓国出身の学生さんや韓国メディアジャーナリストなど国際色豊かな裁判期日となりました。国内外から関心を寄せていただいていること、暑さの中裁判支援に駆けつけてくださったみなさまに心から感謝致します。
午前中、白石草さん(独立メディアOur Planet-TV代表)をお招きし「県民置き去りの健康調査 〜不透明なベールの裏側」と題して学習会を開催しました。お話は前日開催された「一次検査を受診していながらがん患者として集計から漏れていた11名」に関する第10回甲状腺検査評価部会の報告から始まりました。再発や転移、予後の状態や治療など臨床面において、患者一人ひとりに起きている事実を明らかにする重要性に言及、また研究目的が不明確な調査が次々と行われている事実が情報開示から明らかになってきたこと、そして本来その調査は福島県民に向けて公表すべきものであることなど、多くの問題や課題を指摘しました。また、甲状腺がん患者の子ども達が厳しいアイソトープ治療に耐えている実例が紹介された時には心が張り裂けそうな思いを覚えました。ジャーナリストとして緻密な取材と情報開示を重ね不透明なベールを1枚1枚はがしながら真実を求める姿、さらには甲状腺がん治療を受ける子どもやその親御さんにしっかり寄り添う姿に聴衆は大きな感銘を受けました。この度、白石さんを含む7名のジャーナリストが結集し「一般社団法人原発報道・検証室レベル7」が立ち上がりました。今後の活動に大きな関心と支援をお寄せください。
意見陳述に立った原告は事故後、妊婦であったことから放射能被ばくの危機感を感じて、福島市から新潟県や会津若松市へ避難。その時の不安や悲しさを法廷で訴えました。7年以上経た今も国や福島県の不作為に対する怒りは消えるどころか、さらに心の奥深くに潜んでいることを傍聴者は感じたことと思います。
脱被ばく実現ネット・松岡さんが白石さんのお話と井戸弁護団長による裁判の争点説明を動画に撮りアップしてくださいました。ありがとうございます。また期日報告を添付しましたが、弁護団のページにも掲載してあります。どうぞご覧ください。
厳しい暑さの中、裁判所前では公正な裁判への期待を込めたアピールが行われました。また公正な裁判を求める署名2124筆を裁判所に提出。総計は57205筆となりましたことを感謝を持って報告します。傍聴席にいた福島県内二紙の記者に口頭で記者会見の案内をしましたが、残念ながら不参加でした。今回傍聴席に空席も目立ちました。新しい裁判リーフレットをご活用くださり、この裁判の意義を広めてください。ご協力を心からお願いいたします。第16回裁判は10月16日、第17回裁判は12月11日、第18回裁判は2019年2月20日です。みなさまのご参加をお待ちしています。片岡輝美

■県民置き去りの健康調査 ー 不透明なベールの裏側(白石草さん)
■子ども脱被ばく裁判 第15回口頭弁論:本日の裁判の争点
(映像の著作権は松岡さんにありますが、著作権に配慮した上で自由にリンク下さい)

■子ども脱被ばく裁判の会ブログ:http://datsuhibaku.blogspot.jp
■子ども脱被ばく裁判facebook:https://www.facebook.com/kodomodatsuhibaku/
■子ども脱被ばく裁判弁護団のページ:http://fukusima-sokaisaiban.blogspot.jp
■「子ども脱被ばく裁判」を支える会・西日本:http://kodomodatu.jugem.jp
■子ども脱被ばく裁判を支える会・東日本:http://sasaerubimbo.hatenablog.com
■脱被ばく実現ネット:https://fukusima-sokai.blogspot.jp

2018年6月14日木曜日

第15回子ども脱被ばく裁判のご案内(2018年7月9日)

子ども脱被ばく裁判原告・支援者のみなさま

 日頃より子ども脱被ばく裁判をお支えくださり、ありがとうございます。第15回裁判のご案内です。
 今回、原告側は、前回の被告国の要約意見陳述で明らかになった国の認識に対する反論がメインになります。被告側からは、子ども人権裁判では不溶性の放射性微粒子についての原告の主張に対する反論、親子裁判では原告側が原告の方々の陳述書に基づいて主張した損害(精神的苦痛)及び因果関係(精神的苦痛の原因が被告国・県の被ばく対策の無策にあること)に関する反論が出る予定ですが、どのような内容になるかは分かりません。
 午前中の学習会は、いつも鋭い切り口で独自の取材を重ねる白石草さん(Our Planet-TV代表)をお迎えします。今回のテーマは福島県立医科大学に存在した「甲状腺がんデータベース」やその役割や運用が見えてこない「福島県甲状腺がんサポート事業」などを中心とした取材報告をお願いいたしました。大変興味深く、真実に迫るお話になります。どうぞご期待ください。
 この春着任した遠藤東路裁判長に、満席の傍聴席から公正な判決を求める私たちの思いをアピールしましょう。多数のご参加をお待ちしております。なお第16回裁判は10月16日(火)、第17回裁判は12月11日(火)です。詳細は追ってご連絡しますが、今から予定に入れておいてください。

子ども脱被ばく裁判の会原告団代表 今野寿美雄
共同代表 水戸喜世子 片岡輝美


■第15回子ども脱被ばく裁判プログラム
■日時:2018年7月9日(月)午前10時〜午後5時まで
■会場:福島市民会館第2ホール 〒960-8021福島市霞町1番52号 ℡024-535-0111
    福島地方裁判所 〒960-8512   福島市花園町5-38 ℡024-534-2156
■日程
10:00 開会のあいさつ・署名数報告
10:20 講演「「県民置き去りの健康調査 〜不透明なベールの裏側」」白石草さん 質疑応答
12:00 昼食と休憩
13:00 本日の裁判の争点説明
13:40 地裁へ移動
13:50 地裁前集会
14:00 傍聴券配布
14:15 入廷
14:30 開廷・意見陳述
15:30 閉廷
15:45 記者会見
16:00 本日の裁判と今後について意見交換
16:45 閉会のあいさつ

■白石草(しらいし はじめ)さんプロフィール
2001年非営利の独立メディアOur Planet-TVを設立。マスコミが扱わないテーマを中心に番組を製作・配信。3・11後は原発事故に関する取材を重ね、2012年に放送ウーマン賞、JCJ賞、やよりジャーナリスト賞特別賞、2014年に科学ジャーナリスト大賞を受賞。著書に『メディアを作る』『ルポ チェルノブイリ28年目の子どもたち』『3・11後の子どもと健康 保健室と地域は何ができるか』(以上、岩波ブックレット)など。


2018年6月6日水曜日

子ども脱被ばく裁判の新しいリーフレットができました。

子ども脱被ばく裁判を支えてくださるみなさま

いつも子ども脱被ばく裁判をご支援くださり、感謝致します。この度、リーフレットを作成しました。さらに子ども脱被ばく裁判を知っていただくために、ご活用いただければ幸いです。プリントアウトしてくださっても結構ですし、まとまった部数が必要な場合は事務局までご連絡ください。
連絡先:kodomo2015-info@oregano.ocn.ne.jp

今回は日本語と英語、2つのバージョンを用意させていただきました。下記よりダウンロードいただけます。「日本語」「English」の文字をクリックください。


日本語

English


2018年4月28日土曜日

第14回子ども脱被ばく裁判報告と感謝

子ども脱被ばく裁判のみなさま

 片岡輝美です。4月25日第14回子ども脱被ばく裁判が開かれました。冷たい雨が降る中でしたが、県内や近県からも、そして関東や関西、鹿児島からも大勢の支援者が駆けつけてくださいましたこと、深く感謝致します。ありがとうございます。

 午前中の学習会には山田國廣氏を講師にお迎えし「初期被曝の衝撃」と題してご講演をいただきました。福島原発事故直後から7年間、福島に幾度も足を運び除染作業に携わった山田氏は、個々人の初期被曝を算出することが隠された事実を解明することにつながると考え「行動記録算定ソフト」開発に着手。大量放出されたプルームを、公的データで発表されている毎時の線量とSPEEDIの流れと共に解析することで、プルームの流れが同じ場合、線量の移行や比率が同じであることを解明しました。そこから公的データを元に個々人の被曝線量が算定できると考え、ソフトの開発に至りました。山田氏は「事実を解明することを諦めないでほしい。この算定から出された初期被曝線量が無用な被曝をさせられた事実の裏付けになっていくはず」と原告たちを励ましてくださいました。

 短い休憩の後、井戸謙一弁護団長から当日の争点について説明がありました。本期日より遠藤東路裁判長に交替したため、原告・被告両代理人弁護士からこれまでの争点を説明する「更新弁論」が行われ、大変興味深い法廷になるとのが話がありました。また、河野益近氏、郷地秀夫氏には「不溶性放射性微粒子の内部被曝による健康リスク」について詳細かつ膨大な意見書を作成していただいたことが報告されました。

 小雨の降る中、裁判所前ではアピールが行われ次々と支援者や各地で裁判闘争を行っている当事者から連帯の挨拶があり、「公平な裁判を求める署名4231筆」を持って裁判所内へ入る原告5名を大きな拍手を持って見送りました。署名の総数は55081筆になりましたこと、感謝を持ってご報告します。

 下記の井戸弁護団長裁判報告はぜひ拡散してください。また原告被告の準備書面は弁護団ブログに掲載されています。傍聴した私たちは、原告代理人が行う更新弁論から改めてこの裁判の争点を確認することができました。熱く弁論する弁護団からこの裁判にかける思いが伝わってきました。しかし、国の代理人が行う弁論では、この原発事故の責任を取るべき立場にある者とは到底思えない論旨が展開され、次第に傍聴席のざわめきは大きくなりました。裁判の最後に行われた原告の意見陳述は、国や福島県、地方自治体の無責任な釈明を冷静、かつ理路整然と情報の裏付けと共に論破していきました。「可能な限り精一杯食事や環境にも気をつけて育ててきた大切な子どもを、放射能という得たいのしれないものに傷つけられてなるものか」との訴えが静かな法廷に怒りとなって広がりました。今回の裁判も民の声新聞さんが詳細で分かりやすく取り上げてくださっています。ありがとうございます。ぜひご覧ください。
民の声新聞:http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-249.html 

 第15回期日は7月9日(月)、第16回期日は10月16日(火)、第17回期日は12月11日(火)となり、いずれも午後2時30分の開廷です。ぜひ今から予定に入れてください。また、事務局からもうひとつお願いがあります。毎回、原告たちが福島県庁記者クラブに出向き告知を行っていますが、記者会見に繋がりません。内部被曝、国や福島県の責任、子どもの健康と権利を守る幾つもの重要な争点に向き合うこの裁判を、お知り合いのメディア関係者にも伝えていただけますよう、署名拡散と合わせてお願い致します。近々、新しいリーフレットを作り拡散にご利用いただきたいと考えております。 今後とも、子ども脱被ばく裁判をお支えください。どうぞよろしくお願いします。



子ども脱被ばく裁判第14回口頭弁論期日報告 2018425
弁護団長 井戸 謙一

1 今年の4月1日付で裁判長が交替しました。新裁判長は、遠藤東路氏。丁寧で穏やかな方という印象でした。

2 本日は、裁判長が交替したため、当事者が今まで積み重ねてきた主張の概要を口頭で説明しました。「更新弁論」といいます。原告側は各弁護士が分担して約40分間、口頭説明をしました。被告国は、訟務検事が約20分間、国の主張を口頭説明しました。その他の被告(福島県、福島市、郡山市、田村市、いわき市、会津若松市、川俣町)は更新弁論を行いませんでした。

3 被告国の更新弁論は、福島原発事故後の国の施策は、法令に則った裁量の範囲内のもので問題はないとするものであり、そのうち、被ばくによる健康リスクについての部分は、「国際的な科学的な知見として、少なくとも100mSvを超えない限り、がん発症のリスクが高まるとの確立した知見は得られていない」「放射線に被ばくすれば、線量の多寡に関わらず、すべからく健康に悪影響が生じるとの考え方は現在の国際的なコンセサンスにそぐわない」「原告らの主張は、国際的な合意に基づく科学的な知見に反している」等というものでした。これは、ICRPですら提唱しているLNTモデルを否定するものであり、「国際的な合意に基づく科学的な知見に反している」という言葉は、そのまま被告国にお返ししたいと思います。

4 本日原告側は、元京都大学工学部原子核工学教室技官の河野益近氏、医師で東神戸診療所長の郷地秀夫氏の各意見書を提出しました。これらは、いずれも、福島原発事故で大量に放出されたセシウムを多く含む不溶性放射性微粒子の内部被ばくによる健康リスクについて述べるもので、セシウムがこのような形態で環境中に存在することは従来は想定されていなかったこと、ICRPによれば、セシウムの生物学的半減期は、子供で40日、大人で80日とされているが、不溶性放射性微粒子の半減期は数十年にわたると考えられており、ICRPが提唱する内部被ばくの評価方法は、不溶性放射性微粒子については適用できず、不溶性放射性微粒子による内部被ばくのリスクの程度はわかっていないこと、土壌汚染濃度が高い地域では、土壌に含まれている不溶性放射性微粒子が風等によって再浮遊し、呼吸によって人の体内に侵入する危険が高いこと、このような未知の危険に子どもたちを晒すべきではないこと等を述べるものです。これらの意見書は、弁護団のブログにアップしますので、是非多くの方にお読みいただきたいと思います。

5 本日、原告側は、次の準備書面を提出しました。
(1) 準備書面51 河野意見書、郷地意見書に基づいて不溶性放射性微粒子の内部被ばく、接触被ばくの危険性を述べるもの
(2) 準備書面52 被告福島県に対し、県民健康調査において経過観察とされた子供たちから発症した甲状腺がん患者の数を公表するように求めたもの
(3) 準備書面53 原告らの陳述書に基づき、被告国及び被告県の違法行為の結果、子どもが無用な被ばくをし、精神的な苦痛を被ったことを主張するもの

6 被告福島市ほかの市町は、不溶性放射性微粒子による健康リスクについて述べた原告準備書面45に対する認否をしましたが、いずれも「不知」、すなわち、「原告の主張は、認めないが、反論もしない。原告の主張が正しいかどうかは知らない、」というものでした。これに対し、原告側は、子ども達の健康に責任を負っている被告福島市ほかの市町が「不知」という認否をするのは無責任であって、認めないのであれば、その理由を詳細に主張すべきであると述べました。

7 今回も原告のお母さんが意見陳述しました。福島原発事故初期における行政の怠慢を厳しく指摘するもので、その内容は、見事に国の代理人の上記要約陳述の欺瞞性を厳しく追及するものとなりました。

8 今回は、新たに4231筆の署名を裁判所に提出できました。署名活動へのご協力、ありがとうございました。

9 次回口頭弁論期日は、7月9日午後2時30分、その次の期日は、10月16日午後2時30分、その次の期日は、12月11日午後2時30分です。引き続きのご支援と多数の傍聴をお願いいたします。
以上

2018年4月21日土曜日

「モニタリングポストの継続配置を求める市民の会」より

この度は「モニタリングポスト(リアルタイム線量測定システム)の継続配置を求める市民の会」の原子力規制委員会への要請にご賛同いただき、ありがとうございました。4日間という短期間の間に県内外、海外からも賛同があり182団体に上りました。4月16日参議院議員会館におきまして、原子力規制委員会の事務局である、原子力規制庁放射線防護グループ監視情報課の武山課長に提出いたしました。規制庁は「線量が低く安定している現状で、性能も低く、劣化しているモニタリングポストはもう役割を終えている」と繰り返しましたが、自治体の意見は聞くとの答えでした。今後は福島県や各自治体へも働きかけをしていきますので、皆さまのお力添えを今後ともよろしくお願いたします。以下、賛同団体一覧と、メディアの報道を貼り付けます。関係団体に拡散していただければ、幸いです。

■賛同団体
モニタリングポスト(リアルタイム線量測定システム)の継続配置を求める賛同団体

■報道 
「民の声新聞」
UPULAN動画
アワプラネットTV
共同通信 <全国15社に配信されました>
「共同通信」より

■署名サイト

モニタリングポストを撤去しないでください‼

■以下に要請書

2018年3月29日木曜日

会報『道しるべ』第9号発行しました。

会報『道しるべ』第9号ができました。

 ↑ このページからダウンロードください。

◆今後の口頭弁論期日について
本裁判は福島地方裁判所(福島市)で開かれます。今後の予定は次の通りです。傍聴席を満席にして、弁護団原告団を応援しましょう。ぜひ、お出かけください。

・第 14回口頭弁論期日 2018年 4月 25日(水曜日 )14:00より
・第 15回口頭弁論期日 2018年 7月 9日(月曜日 )

福島地方裁判所:福島市花園町 5-38 電話番号 024-534-2156