公判前の交流会では、原告6人がそれぞれ、この裁判に参加した経緯と理由を話しました。
共通していたのは、「子どもを守りたい」という気持ちと、理不尽さへの憤り。
原発事故さえなければ、自治体や国と争うこともなく、心穏やかに暮らすことができたのに。
鼻血が出ても、4月がきて、何事もなかったかのように学校が始まった。
避難生活も辛かったし、子どもの成績も下げられた。
知らないうちに、説明もなく、仮置き場が造成され、汚染土が搬入されている。
原発はもうやめてほしいし、国や県には、裁判に訴えるまでもなく謝ってほしかった。
原告を増やそうとすると、復興の妨げになるといわれる。
…原告たちから次々と語られる「こんなはずじゃなかった」という想い…。
交流会を終えたあと、9705筆の署名を携えて原告と弁護団は福島地裁へ移動、地裁前リレートークを経て第3回口頭弁論に臨みました。
◆ 動画 ◆
◆ 当日のプログラム ◆
・ 福島市民会館
10:20 交流会
12:00 弁護団による進捗確認・昼食
12:55 出発
・ 福島地方裁判所前
13:30 裁判所前アクション・リレートーク
13:45 署名、応援ハガキ提出
14:30 傍聴券抽選(予定)
15:00 開廷
・ 福島市民会館
16:30 記者会見
17:05 意見交換会
18:00 終了